ヲ猿は今一切株買いを考えていません。
ここで言う株買いとは長期投資としての株買いのことです。
ファンダがいい限り売らない、投資としての買いです。
なぜ、ヲ猿がそれを今やらないか。
理由は大きく3つです。
・ダウが高い
・金融ショックが長らく来ていない
・タイミング的に資拘束されたくない
個別に説明していきます。
まず1つ目。
・ダウが高い
これはダウ平均チャートの話です。
2019年8月現在、ダウチャートは日足週足レベルでレンジを形成しています。
それも高値を何回も抜けるもダマシ的なちょっとした抜けでその後暴落と言った展開を繰り返しています。
リーマンショック後のレンジから高値を大幅に更新する一方的な上昇トレンドの後であり、その間ではロクな決済がありません。
高値を抜けているのに買い手が続かない、加えて大口が高値更新話と踏んで現物ポジションの決済をしていっているという現状に捉えることもできます。
過去の前例を見ても高値圏での停滞はその後暴落に繋がる可能性が高いです。
よってダウはいつ暴落してもおかしくないと踏んでいます。
ダウが暴落するとすれば、世界中の株が暴落します。
ダウがそういう危険性を秘めている以上、世界中のどの株も買う気にはなれません。
そういったチャート的な話が1つ目。
次に2つ目。
・金融ショックが長らく来ていない
リーマンショック以降、金融ショックと言えるような危機が特に来ていません。
10年間以上世界中どの国でも金融ショックにつながる契機が無いと言うのは過去の前例的にも非常に稀です。
僕はこの現状を、いつ金融ショックが来てもおかしくない状況と捉えます。
つまりは1つ目の理由のダウの暴落のきっかけに繋がるファンダがいつ発生するか分からないということです。
暴落に巻き込まれるリスクが非常に高いので今は様子見といった感じです。
最後に理由3つ目。
・タイミング的に資金拘束されたくない
これは理由1と2ありきの理由になります。
金融ショックに巻き込まれるということは、金融ショックの真っただ中において含み損の株を抱えて資金拘束されるということになります。
これによって何が起きるかと言うと、金融ショック中に短期トレードができないということになります。
金融ショック中は、ボラが非常に高く、動きがシンプルになりやすいので非常に短期トレードの稼ぎ時となる訳です。
資金拘束されているということは、その稼ぎ時に参加できないということになってしまいます。
これが非常に痛いです。
じゃあ、株の長期買いを行った後に金融ショックが来たら、大人しく損切をして短期トレードをした後で買い戻せばいいじゃないかと思うかもしれません。
そんなことはないです。
その行為はただ意味の無いリスクを取るだけなのでやりません。
“いつ金融ショックが来るか分からない”と踏んでる以上、そもそも株を買う自体に優位性が無く、ただのお祈りギャンブルでしかないと思っています。
そもそも優位性の無い、株を買うと言う行為自体が間違いで、仮に金融ショックが来て損切をして短期トレードにあてても、それは減った資金で短期トレードをするということになります。
どうせなら減る前の大きな資金で短期トレードできた方が、資金の増加額は大きいので、当然そっちの方がいいですよね。
理想的な資金で金融ショック中に稼げれば、その後下げが落ち着いた後に、増やした資金で、しかも安い位置で大量に株の長期買いを仕込むことができます。
待つことが最善であり、最終的に最大のリターンをもたらします。
よって、資金拘束されることによる実質損が非常に大きく、それを避ける為に一切株を触らないのです。
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以上が僕が株を今やらない理由です。
(短期で触るのはありだとは思います)
最終的な判断は各々の判断で行うのが理想ですが、僕はそう考えているということです。
今回はこのへんで。
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